「 モダン・ウォーフェア 4 」がサービスに接続できない?原因はネットワークではなく、COD HQ のアカウント受け渡しかもしれません
「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 4 」(Call of Duty: Modern Warfare 4)でオンラインサービスに接続できないと出る。多くの人はネットワークを疑って、まずルーターを再起動します。
ところが本作でこの場面が詰まる原因は、ネットワークではなく、アカウントの受け渡しの失敗かもしれません。
2023 年の作品以降、Call of Duty の本編は COD HQ という共通ランチャーを経由して起動します。『ブラックオプス 7』も『ウォーゾーン』も MW4 も、この 1 つの入れ物のなか。ここで押さえておきたいのは、COD HQ 自体は本人確認をしていないという点です。認証は Activision アカウントに引き渡されます。そしてそのアカウントは、いま遊んでいるプラットフォームに正しく連携されていなければなりません。
受け渡しが切れると、COD HQ はあなたが誰なのかを確認できません。結果として、プロフィールにサインインしていませんという表示か、終わらないロード画面のどちらかです。
どこで止まっているかを先に見分けます。そこから対処を決めます。
ステップ 0:公式側の問題でないか
Activision のオンラインサービス状況ページを開いて、自分のプラットフォームに対応する MW4 のサービスが正常かを見ます。ページはプラットフォームごとに状態を表示します。ここに異常が出ているなら、ローカルで何をしても無駄です。
プラットフォーム側の状態ページもあわせて確認します。Steam は毎週火曜の午後(太平洋時間)に定期メンテナンスがあり、この時間帯にログインから弾かれるのは歴代の Call of Duty プレイヤーにはおなじみの現象。日本時間 8 月 29 日から 9 月 1 日のオープンベータのように、多くの人が同時に押し寄せる時期も混みます。
ケース 1:アカウント連携に問題がある
プロフィールにサインインしていませんと出る。COD HQ に入った後で延々と読み込みが続く。このどちらかなら、まずこちらを疑います。よくあるのは 3 つです。
Activision アカウントが、いま遊んでいるプラットフォームに連携されていない
サイトでアカウントを作っただけでは連携は完了しません。公式サイトにログインして連携状況を見て、足りないものを追加します。
別のプラットフォームアカウントに連携されている
Activision アカウントに古い Steam アカウントが紐づいたままで、いまは新しいアカウントからゲームを起動している。よくあるパターンです。古い連携をいったん解除してから、あらためて連携し直します。
起動しているシステムアカウントを間違えている
PC で多いのに、見落とされやすいのがこれ。Xbox app や Microsoft Store が別のアカウント、たとえば家族と共用のものや昔のサブアカウントでサインインしたまま。その状態で Steam や Battle.net からゲームを起動する。受け渡しの途中で本人が一致せず、そこで止まります。3 か所すべてが同じ人のアカウントでサインインされているか、確認してください。
対処の流れは共通です。Activision 公式サイトでプラットフォーム連携を解除し、再連携し、PC を完全に再起動する。アップデート当日は公式サイトへのアクセスが集中して処理が遅くなるので、時期をずらすほうが確実です。
注意:TPM 関連のエラーとは別の問題です。セキュアブートが有効になっていません、互換性のある TPM が見つかりません、BIOS ファームウェアの更新が必要です。この手の表示なら、RICOCHET アンチチートによるハードウェア面の検証です。Steam のストアページにも、本作のプレイには TPM 2.0 とセキュアブートが必要であること、そして携帯電話番号が Steam アカウントにリンクされている必要があることが明記されています。BIOS で TPM 2.0 とセキュアブートを有効にする話で、アカウントやネットワークとは無関係です。
ケース 2:認証は通ったが接続で止まる
画面がオンラインサービスに接続中、あるいはオンラインプロフィールを取得中で止まっている。この場合は本人確認まで通っていて、詰まっているのはデータ経路の確立です。ここで初めてネットワークを見ます。
タイムアウトや切断が定期的に起きる、あるいは特定の時間帯にだけ悪化するなら、原因は自分とサーバーの間の公衆網の経路かもしれません。一般的な VPN やプロキシは Activision の認証に影響することがあるため、優先すべき選択肢ではありません。
GearUP が扱うのはこの層です。
ゲームトラフィックだけを最適化する。認証はそのまま通ります。
サーバー地域を指定できます。混雑した地域を避ける、友人に合わせる、といった使い方。
設定作業は不要。ゲームを検索してノードを選ぶだけ。無料の試用期間もあります。
コンソール版でも事情は同じです。システムが閉じているため、接続を改善しようとして本体やネットワークの設定を何度も変更するプレイヤーは多いものの、それだけで大きく改善するとは限りません。
コンソールのネットワーク環境を調整したい場合は、GearUP のルータープラグインを使うほうが簡単な選択肢になるかもしれません。対応ルーターに導入すれば、PC 側で行うような複雑な設定を繰り返さずに、ゲーム向けの接続最適化を利用できます。
- ASUS パートナールーターのユーザーガイド
- ZTE パートナールーターのユーザーガイド
- OpenWrt ルーターのインストールガイド
- Keenetic/Netcraze ルーターのインストールガイド
- Steam ハードウェアプラグインのインストールガイド
失敗しやすい時間帯に一度通せば、切り分けにもなります。ただし、先に以下のローカル側の問題を確認してください。
ファイアウォール
Windows ファイアウォールとサードパーティ製セキュリティソフトを一時的に無効にして、原因かどうかを切り分けます。確認できたら保護は必ず戻します。長期的に無効にするのではなく、ゲームを許可リストへ追加するのが正しいやり方です。
ネットワークコンポーネントをリセット
管理者としてコマンドプロンプトを開き、netsh winsock reset を実行してから PC を再起動します。
不要な仮想ネットワークアダプターを無効化
Win + R で ncpa.cpl を開き、VPN や仮想化ソフトが残した仮想アダプターを無効にします。ゲームクライアントが誤ったアダプターを掴むことがあり、これは気づきにくい種類の障害です。
ルーターの UPnP を有効に
ルーターの管理画面にログインし、「UPnP」「NAT」または「詳細設定」などの項目から UPnP を有効にします。設定の場所と名称は機種ごとに異なります。
保存後はルーターを再起動し、ゲームを起動し直します。あわせて、ゲーム内またはプラットフォーム側で NAT タイプが厳格になっていないかも確認してください。
パブリック DNS に変更
プロバイダの DNS に問題があると、接続タイムアウトとして出ることがあります。Windows では Win + R を押して ncpa.cpl を開き、現在使用中のネットワークを右クリックして「プロパティ」を選びます。
インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4) を開き、「次の DNS サーバーのアドレスを使う」を選択します。優先 DNS に 1.1.1.1、代替 DNS に 1.0.0.1 を入力するか、8.8.8.8 と 8.8.4.4 を試してください。
保存後はゲームを再起動し、接続できるか確認します。
一般的な VPN を完全に終了
サードパーティのプロキシが Activision の認証サーバーを遮断することがあり、Call of Duty では典型的な問題として知られています。
止まった位置から原因を特定する
画面がどこで止まるかがわかれば、調べる方向はほぼ決まります。
- COD HQ で止まる、プロフィールにサインインしていないと表示される → アカウント連携。ケース 1 へ
- セキュアブート、TPM、BIOS の更新が必要と表示される → ハードウェアのセキュリティ設定。BIOS で対応
- オンラインサービスに接続中で止まる → ファイアウォール、仮想アダプター、DNS。ケース 2 へ
- オンラインプロフィールを取得中で止まる → クラウドセーブの同期。まずクライアント再起動、変わらなければケース 2 へ
- 全員が同時に入れなくなっている → 公式側の問題。ステップ 0 へ
この順番でたどれば、多くは最初の 2 段階で原因まで届きます。すべての対処法を上から順に試す必要はありません。
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終わり
